施設のご案内
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重度認知症病棟(第1病棟:58床)
その人の生きてきた歴史を大切にし、認知症の世界で一生懸命に生きてきている事実を理解し、その人が今穏やかに過ごせるよう援助します。
第1病棟は、十勝管内では唯一の認知症疾患医療センターとしての重要な役割を担っています。患者様に対して、常に専門性を発揮すべく、向上心と人権に配慮したケアに取り組んでいます。
私たちが大切にしていることは、カンフォータブルケアを基盤とした丁寧な対応と患者様の歩んでこられた人生の歴史を理解し、「患者様の人となりを大切にして寄り添うこと」です。
「認知症」という同疾患であっても対応は一括りではありません。患者様の個別性を大切にしながら医療・福祉・栄養課などの多職種が力を合わせ連携し、ケアの検討を活発に行うことで、認知症の疾患から起こる周辺症状の緩和に努めています。地域に戻ってからも安心した生活が保たれるよう退院先への訪問もさせていただき、継続的な支援も行っています。
看護師はもちろんのこと介護士も多く働いており、連帯感のあるとても活気のある職場です。日常生活が穏やかに過ごせるまでに回復し、患者様やご家族様に喜ばれることが私たちの大きなやりがいとなっています。
閉鎖病棟(第2病棟:41床)
カンファレンスルーム
大切なものを失う前に、早く自分を取り戻してほしい。そんな心を持ったスタッフあなたを支えます。
定床41床で、保護室1床、個室4床、4床室9室で構成されています。主に、精神疾患及び認知機能障害により、安全かつ保護的な療養環境が必要な方を対象としています。
こぢんまりとした病棟であり、スタッフとの距離の近さが特徴です。
ときにより、20代から90代までの幅広い年齢層の方が療養されていますが、患者様の権利をお守りしながら、お一人おひとりの個別性に合わせた看護の提供を目指しています。
開放病棟(第3病棟:55床)
静かで心休まる環境の中で、ゆっくりと元気を取り戻していただける、そんな安心できる場所を提供したいと思っています。
第3病棟は主に長期入院となった精神病患者様、症状が落ち着き施設入所を待っている認知症患者様が入院生活を送られており、作業療法やレクリェーションなどのプログラムに参加し過ごされています。
アルコールなどの依存症患者様や心身の休息が必要な患者様なども入院され、薬物療法の他にも作業療法、精神療法などに取り組まれ社会復帰を目指しています。
さらに介護度の高い患者様も療養されており、全身管理や生活全般においてケアを提供しています。
なかには加齢に伴う老衰や基礎疾患の悪化により当病棟で終末期を迎える患者様も少なからずいらっしゃり、ご家族やお元気だった頃の本人様の意向を尊重し、心身の苦痛を軽減するケアの提供も行っています。